「お馬流し展示館」は、本牧が誇る精神文化である「お馬流し」の心と姿を後世にしっかりと伝えるための施設です。境内建物の一つである斎館の一部を改装して平成27年7月に竣功しました。

現在は、本牧と本牧神社の歴史、無形民俗文化財「お馬流し」の構成を説明する写真展示を中心に、以下の資料類を常設で展示しています。

 

①「お馬」の実物

 “お馬”本体は、毎年祭事の都度、海に流してしまうため、実物を間近に拝観戴く機会は殆どありませんでした。累代相伝でお馬奉製を奉仕してきた羽鳥家当主のご協力を得て特に調えられた“お馬”を、「お馬板」や「お馬の餌」などの特殊な祭具類とともに展示しています。

 

②大正~昭和期の社務資料類

本牧神社の歴史の中で、先の大戦から戦後の苦難を経て再興に至るあゆみは「横浜の戦後史」そのものです。神職の出征に伴う代行者補命の推薦書や進駐軍による境内地接収に伴う補償請求に係る書類等を展示しているほか、大正~昭和期にかけての「寄附金芳名簿」類から、度重なる危難を乗り越えて続けられた神社の整備・復興の足跡を知ることが出来ます。

 

その他、江戸時代後期の弘化年間に調えられた幟(のぼり)や、祭礼船の装飾に用いられる「みよし飾り」等も展示されています。また、お時間がある方は、館内でブルーレイの記録映像をご覧戴くことも出来ます。

拝観ご希望の方は、神職がご案内・解説させて戴きますので、ご遠慮なく社務所へお声掛け下さい。学校や有志グループの皆様での拝観にも対応致します。